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当社グループは、各事業セグメントにおいて、以下のような取り組みを行いました。
不動産分譲事業においては、情報分析力、事業企画力などの強みを最大限に生かし、立地を厳選し、仕入れコストを低減することによる市況変動リスクへの耐性強化を図りながら物件調達力の強化を推進しております。また主要ブランド『MIJAS(ミハス)』『EL FARO(エルファーロ)』事業の販売活動においては、3月より本社事 務所内にて新規オープンした接客・セミナールームを活かし、個人投資家の皆様に対する不動産投資セミナー等を開催することにより、潜在顧客の掘り起こしと販売活動の強化推進を図っており、「ミハス中野新井薬師Ⅱ」(東京都中野区)等9棟の引渡し、8月より当社グループ会社となりました株式会社協栄組施工の「エルファー ロ代々木上原Ⅱ」(東京都渋谷区)を含め10棟の引渡し、その他、不動産再生事業『ME BLD.(エムイービル ド)』シリーズ1棟、その他開発事業用地2物件の引渡しを行いました。
不動産賃貸事業においては、既存オーナー様の利益を最大化していくため、エリアマーケティングに加え、AI査定システム及び成約事例に基づいたベストな賃料設定、首都圏仲介会社とのネットワークを活かしたリーシ ング戦略の提案によって空室解消を目指し、当社グループの管理物件における高稼働率を実現しております。ま たオーナー様との情報交換アプリを導入し、CSアンケートを実施するなど継続的な情報共有・情報交換を図っ ております。また、主要ブランドである『MIJAS(ミハス)』『EL FARO(エルファーロ)』シリーズにつきましては、商品創りから管理まで当社グループにて一貫した「ワンストップサービス」をご提供することにより、高品質、高稼働率の維持に努め、収益性の高い投資用不動産商品として高評価を得ており、投資用不動産シリーズのリピート購入に繋がるなど、グループ内の相乗効果を発揮しております。
不動産仲介事業においては、不動産分譲事業など他事業を含めた独自の情報網を活用し、顧客ニーズに合わせ た物件紹介を行うことで、収益拡大に努めております。
請負事業においては、当社グループによる『MIJAS(ミハス)』『EL FARO(エルファーロ)』シリーズ4棟の竣工・引渡し、3棟の設計・施工、その他管理物件の特性に合わせたリフォーム・リノベーションを行い収益獲 得に努めました。以上の結果、当社グループの当連結会計年度における売上高は、主要ブランド『MIJAS(ミハス)』『EL FARO (エルファーロ)』投資用不動産の販売案件が、当初予想を上回る高い利益率・利益額を確保することができ、 売上高は、111億60百万円(前連結会計年度比9.6%増)となり、各段階利益はそれぞれ、営業利益は11億16百万 円(前連結会計年度比13.6%増)、経常利益は9億32百万円(前連結会計年度比3.0%減)、親会社株主に帰属 する当期純利益は6億40百万円(前連結会計年度比22.4%減)となりました。
今後の見通しにつきましては、当社の企業理念である、一生涯のお付き合いをいただける様、「物創りにこだわった、デベロッパー」として、不動産分譲事業におきまして好調な、賃貸アパートメントブランド『MIJAS(ミハス)』事業(2022年7月期9棟供給済)、賃貸マンション『EL FARO(エルファーロ)』事業(2022年7月期10棟供給 済)を主力事業とし、年間約25棟前後の供給を計画目標として、事業の用地仕入れ活動および販売活動を積極的に展開してまいります。次期は主力の『MIJAS(ミハス)』事業に加え、多様な顧客ニーズに対応した商品開発に取り組み、賃貸マンション事業『EL FARO(エルファーロ)』シリーズをはじめとし、不動産再生事業『ME BLD.(エムイー ビルド)』、不動産小口化事業など、安定した収益の更なる確保を目指し事業活動を展開してまいります。
次期(2023年7月期)の業績予想につきましては、売上高180億円(当連結会計年度比61.3%増)、営業利益10億70 百万円(当連結会計年度比4.2%減)、経常利益7億70百万円(当連結会計年度比17.4%減)、親会社株主に帰属する 当期純利益4億90百万円(当連結会計年度比23.5%減)を見込んでおります。
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